ご注意:こちらの記事は 2013年4月 に投稿しました古い記事です。
MayaからMaxへデータを移行する際、
以前まではコンバインしたモデルをジオメトリキャッシュして、
FBXでMaxへ送るといった非常に面倒臭いものでしたが、
これまでの移行法:【Maya – GeometryCache】
Alembicを使用することでより簡単にデータを移行することが可能になったようです。
忘れないうちにメモっと
Contents
手順1(Mayaからエクスポート)
- Window > Settings/Preferences > Plug-in Manager から
“AbcExport.mll”と”AbcImport.mll”にチェックを入れる。 - 出力したいモデル(メッシュのみ)全選択
- Alembic Cache > Export Selection to Alembic を選択
- 一般オプションは見たまんま、出力する範囲を決める。
- 拡張オプションは下記の項目をクリック
出力ウィンドウにフレーム番号情報を出力します。オンにすると、法線データが Alembic から除外されます。オンにすると、非表示やレンダリング不可のノードが Alembic から除外されます。オンにすると、ネームスペースが Alembic ファイルから除去されます。たとえば、taco:foo:bar というネームスペースを持つオブジェクトは、Alembic ファイルでは bar として表示されます。オンにすると、UV データが Alembic ファイルに書き込まれます。現在の UV マップだけが含まれます。オンにすると、フレーム全体のジオメトリ データがサンプルされてファイルに書き込まれます。オフ(既定)にすると、ジオメトリ データがサブフレームでサンプリングされてファイルに書き込まれます。オンにすると、ノード階層のトップ ノードがワールド空間として格納されます。
既定では、これらのノードはローカル空間として格納されます。オンにすると、オブジェクトの可視性の状態が Alembic ファイルに格納されます。これがオンでない場合は、すべてのオブジェクトが可視とみなされます。 - とりあえず”Whole Frame Geo”のみチェック入れてエクスポート!
手順2(Maxへインポート)
- 参考にあるDFさんのページより、Max用のalembic pluginをゲットしMaxにインストール
- Importでalembicを読み込めるようになったら、先程Mayaから出力したデータを選択
- オプションは見たまんまなので、必要な項目にチェックしてインポート!
エラー対策:MAXに読み込まれるが、タイムスライダーを動かすと落ちる
出力したオブジェクトの法線が、一部ひっくり返ってました。
こちらを直したら問題なく読み込めました。
追記:alembic書き出し時に、
“No Normals(法線なし)”チェックするだけでも解決した (^_^;)
参考にさせていただいたサイト
dfx.co.jp - Alembic for 3dsmax
※お陰様でデータ移行がめちゃ楽になりました。DFさん感謝!
One thought to “【Maya – Alembic】 新・MayaからMaxへデータ移行”