ご注意:こちらの記事は 2014年5月 に投稿しました古い記事です。
最近水モノエフェクトが増えてきたんで、
いまさら感ありますが、忘れないようにφ(`д´)メモメモ…
Contents
はじめに
・シーン上のスケールが現実世界の縮尺と合ってるか確認
(米岡さんも言ってたんで間違いなし!
仮モデルでスケール確認しておくと良い)
・MAXで使用する際は、リファレンスのジオメトリスケールを0.01にする
(Mayaは1のままでOK。極端なスケールの物だと少し調整してます。)
使い方 その1 流体の動きを作ってみる
- 必要なエミッター、コリジョンモデルを3Dソフトで作成(必要なければ4番へ)
- realflow Pluginの”SDfile Export”でRealflowで使える形式(.sd)に保存
- Realflowを起動して、”import Object”でさきほどのSDfileを読み込み
- 目的に沿ったタイプの”fluid particle”を作成
- fluid particleのResolutionを、一旦0.01くらいまで下げて”Simulate”押してみる
- 低いResolutionで動きを見ながら、質量、粘性、デーモン等を調整します
- 納得のいく結果ができたらResolutionを上げてシミュレーション!
- 問題なければParticle nodeのSimulationをcacheに変更(上書き防止)
補足:Resolutionはシミュレーションの細かさを定義するものです
数値が高ければ高いほど計算が重く、細かいSimulationができます。
ここではトライ&エラーをしやすくするため、一旦計算を軽くしてます
※ この数値はワールド?に相対しているものなので注意!
数値が高ければ高いほど計算が重く、細かいSimulationができます。
ここではトライ&エラーをしやすくするため、一旦計算を軽くしてます
※ この数値はワールド?に相対しているものなので注意!
※ Particleの細かい設定に関しては別記事【realflow】 パラメーター分析してみる
使い方 その2 メッシュ化してみる
- Mesh menu から”Standard Mesh”を作成
- “Standard Mesh”を右クリックして、Insert emitter で先ほどのParticleを加える
- 適当なフレームで、右下の”build Mesh”ボタンを押して、1フレだけMesh化してみる
- メタボールっぽいMeshが作成されたら、meshの”Filter”をyesにして再度build Mesh
- 先程より滑らかになったかと思います。Filter内の”relaxation”と”tension”で調整します
- “Filter”と合わせてメッシュの細かさも調整します。”Polygonsize”を下げて再度build Mesh
- 基本はこの”Polygonsize”と”Filters”で調整、再buildを繰り返して理想の形を作ってます
- 納得のいく形ができたら、Simulateボタンで全てメッシュ化します!
補足:build Meshボタンは、現在のフレームのみメッシュ化してくれます
これを使用してトライ&エラーを繰り返し、メッシュの形を調整します
これを使用してトライ&エラーを繰り返し、メッシュの形を調整します
注意:Polygonsizeは下げ過ぎるとメッシュが細かくなり過ぎて
パソコンがフリーズするので(;´∀`)様子見つつ保存忘れずに
パソコンがフリーズするので(;´∀`)様子見つつ保存忘れずに
使い方 その3 他のソフトへ読み込んでみる
- 3Dソフトを起動。realflow Pluginの”Create bin Mesh Object”を実行します
- データを要求されるので、realflowのプロジェクトフォルダへ移動
- meshesフォルダ内にMeshのバイナリデータ(.bin)があるので実行します
- リアルフローで作成した流体のメッシュがロードされれば成功です!
メモ1:要素別レンダリングでvector素材が出ない
ヴェクターを出す時は”オブジェクトプロパティ”の、
“オブジェクトモーションブラー”にチェックを入れると出る。
メモ2:シミュレーションの精度を上げる
動きが早い時など、シミュレーション精度を上げたい時は、
シミュレーションボタン横の三角マークで設定できます。
メモ3:オブジェクトの隙間からこぼれる(当たり判定が弱い)
オブジェクトの”particle Fluid Interaction”にある
“collision distance”の値を上げると反応良くなる印象
参考にさせていただいたサイト
閉鎖されてしまいました(T_T)
infinity-light さん
Natural CG さん
閉鎖されてしまいました(T_T)
はじめまして。私は福岡でCGをしています。
realflowのことを調べていてここにたどり着きました。
realflowでスローモーションの表現をしたくて探しているのですが、
どこをいじればいいのかわからず困っております。
simulation optionsかなとは思うのですがそこから進みません。
もし、ご存知でしたら教えてはいただけないでしょうか。
突然すみません、よろしくお願いします。
はじめまして~
自分もrealflowでのスローモーションは試したことないのですが、
下記のやり方が最もベーシックな方法のようです~
右下の”Simulate”ボタンの横の▼を押して、
一番下の”Option…”をクリック。
“Simulation option”ダイアログの
“General / FPS Output”のフレームレートを遅くしたい分だけ増やす
(例:30fpsで3分の1のスピードなら、3倍の90を入力)
これでシミュレーションするとスローになりました!
注意:”FPS Output”を増やすと、”Integration / MAX substeps”が高すぎるよ!と
Warningが出るので、Warningに出てる数値まで下げてあげてください。
http://thevault.realflow.com/simulation_control-64.html
ただ、k_ageなどの時間(フレーム数)を操るデーモンは、
fpsにかけた分と同じ倍数を時間にかけてやる必要があるみたいです~