ご注意:こちらの記事は 2012年11月 に投稿しました古い記事です。
VrayでBGをレンダリングする際、オブジェクトが動いていなければ、
GI情報を位置で保存することにより、レンダリングが超絶早くなります。
作成手順
- ライティング、レンダリング設定を終えたシーンを用意
- レンダリング設定/イラディエンスマップを設定する項目の、
Modeを”Single frame”(レンダリングする度にGIを計算)から、
“Mulitiframe incremental”(複数のGI計算をVrmapに新規保存)に変え、
“save”でVrmap(GI計算データ)の保存場所を作成してください。 - すぐ下にある項目”On render end”の中にある
“Auto save”にチェックを入れ、Browseで上記Vrmapを選んでください。
※ これでレンダリングする度、自動でGI計算がVrmapに保存されます。 - フレーム指定レンダリングを使い、
GI計算を残したいフレームをとびとびでレンダリングします。
※ カメラから見える範囲にGIの計算情報が保存されます。 - 上記GI計算情報を確認するため、Chaos GroupのToolから
Irradiance map viewerというソフトを立ちあげて、上記Vrmapを読み込みます。
※ レンダリングする箇所に満遍なくGI情報が確認できればOK - Modeを”From file”に切り替えて、先程保存したVrmapを読みこめば、
GI計算をその都度する必要もなくレンダリングが行えるはずです。
参考にさせていただいたサイト
V-Ray学習帳 – イラディアンス・マップ
※ こちらのサイトで大変わかり易く説明されてました。